メーカー系Sler入社1年間を振り返って

初めまして、私はメーカー系Sler勤務しております。主な業務は、基幹系システムの詳細設計〜開発〜単体テストを担当しています。1年目が終了するにあたって、感じたことを振り返っていきたいと思います。今回は、主に以下の3点についてまとめてみた。

目次

  1. 研修期間について
  2. 技術力について
  3. 職場環境について
  4. 最後に

1. 研修期間について

 研修期間:4~6月の約3ヶ月

 研修内容:Webの仕組み、データベース、Java、HTML、CSSなどの基礎知識。研修の最終成果物としては、Javaを使ったWebアプリ開発を作成した。

研修の内容を振り返って、IT初心者に合わせたレベル感のように感じた。入社時点では、様々なレベル感の人がいるわけだが、大学である程度学習してきた人からすると、物足りなく感じるレベルだろう。Slerであれば、研修内容は大差ないかもしれない。

2. 技術力について

 現在使用している技術:React、Docker、クラウド(GCP、AWS)、Java、Gitなど

 入社前の印象としては、極端だがCOBOLなど使用している技術が古いという印象があった。しかし、上記のように新し目の技術を使用している。この点は、いい意味でギャップだった。個々のエンジニアのレベル感としては、様々でできる人もいれば、できない人もいるといった現状だ。

3. 職場環境について

 現在の勤務場所:とある地方の工場併設事業所

 勤務形態:テレワーク(2021年2月時点) コロナが収束後は、原則出社だろう。

 残業時間:20~30時間(所属部署平均:30~40時間)

 また、工場併設事業所勤務ということもあり、かなり閉鎖的に感じることがある。この点は、うまくストレスを解消して対応するしかない。

現在のプロジェクトに関して、詳細設計〜単体テストといわゆる下流工程を担当しているわけだが、仕様が中々決まらないなど上流工程に依存して、下流工程に負荷が集中すると感じることがある。具体的には、プロジェクトの既に納期が決まっており、上流工程に時間がかかりすぎると、その分開発の時間が足りないため残業して納期までに開発しなければならないということが起こる。これが、よく言われる「IT企業はブラックだ」と言われる一つの原因だろう。そもそもプロジェクト自体破綻している可能性もあるが。

4. 最後に

  Slerへの就職を考えている人がいれば、参考にしていただけるとありがたいです。あくまで、一例なので、他のサイトと比較・検討されることをオススメします。

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